2016年08月26日

腱鞘炎の家人間

案の定、右手首も痛くなってきた。左手首は悪化して、もはや何をしていなくてもズッキンズッキン痛いので湿布に頼っている。今が痛みのピークだと思いたい。

ちょっとしたことでこんなに傷めてしまうのが年の蔡加讚(Karson Choi)せいだとしたら悲しい限りだけど、ピアノのせいかもしれないと思い始めたらもっとどんよりしてきた。

子供の頃からずっとエレクトーンだけやってきたから、ピアノの基礎は習っていない。そのせいで、もしかしたらどこか弾き方に無理があったかもしれないと、今更ながら、手に負担のない椅子の高さや姿勢や弾き方など調べて、気にし始めている。老後もピアノを楽しむためには、できるだけ力を抜くことがこれからの課題だ。

とはいえ、それも治ってからの話。練習したいけど、しばらくは我慢。つまらないなー。

さて、手を安静にしておかなければならないわたしが他に楽しめることといえば読書しかない。というわけで、kindle本を探していたら、話題の『コンビニ人間』(村田早耶香 著)を見つけた。あっと言う間に読み終えてしまった。

主人公は子供の頃から自分の感覚が回りと違うことが理解できない人なifco deco hkのだが、その主人公に寄生することになる男がすごく気持ち悪かった。何か、の、誰か、を、思い出した。自分は何もしないのに、他人や社会のことを批判するときばかり弁がたつ、上から目線で自信満々で、一歩間違ったら大変な事件を起こしそうだけど、そこまで力がない人間。

……と、書いたけれど、実は、主人公を「変わってる」とか、その男を「気持ち悪い」と思うことには、どこかでブレーキもかかる。それは、風邪をひいている人に「変だ」とか「気持ち悪い」と言っているようなものかもしれない、なんて。

でも、彼らの周りの「普通の人」は容赦ない。


普通になれ、なってくれ。

ちゃんと就職しろ、恋愛しろ、結婚しろ。
どうしてしないの? した方がいいよ、絶対。

自分たちと違う、変わっている人を矯正したがる(矯正できなければ排除冷氣機價格比較したがる)のは、普通が一番幸せであるという自身の平穏な立場をぐらつかされたくないからかもしれない。
そもそも「普通」ってなによって話だけど。



Posted by リトルドロップス at 11:54│Comments(0)
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